杉田水脈議員の「生産性」発言から1年、政治の場でのLGBTの扱いは 変わったのか?沈黙vs「say!賛成!!」

LGBT

この話題になるたびに名前が挙がって「生産性の人」との印象つい てしまったのはいささか気の毒ではあるけれど

それだけ、杉田議員の発言は本人が思っている以上に影響のあるも のだった。

休刊前の「新潮45」2018年7・8月号、10月号は店頭から消え、自身も定価の数倍の値段でAmazonで購入した。

それ以降、あくまで肌感覚ではあるがLGBTに関する議論や記事が盛んになった様に思う。

新宿二丁目を中心とした「文化」として語られることの多かったの LGBTが、

「政治」や「報道」の領域で存在感を現してきた。

そんな「生産性」発言から1年(正確に言えば話題になってから)、

2019年の夏、参議院選各党・候補者もLGBTは無視できなかった。

自民党は不要な発言で足元をすくわれないようLGBTには沈黙を通し 一方、

野党は同性婚を中心にLGBT関連の制作や考え方を取りまとめ 話題に。

様々な項目を作っては、賛成側に野党候補、 「どちらとも言えない」「どちらかといえば反対」に与党候補の顔 写真が並ぶ図表が並んでいた。 細かい政策の是非や、実際の取り組みはともかく LGBT=野党という構図には違和感が・・・

たしかにこのご時世、下手にLGBT批判をすれば叩かれるし 保守派の支持層の手前、「同性婚に賛成」とは口が裂けても言えな い安倍首相に対抗するには、

野党揃って「同性婚賛成!」「LGBT関 連法案賛成」と口をそろえて言うのが賢いやり方であるのは間違い ない。

ただ虹色に飾られた『各党・候補者のLGBT政策は・・・』との表で 、

綺麗に別れている様に

賛成=野党 反対=与党 と簡単に分類できないのがLGBTである。

(そもそも、既定の分類に当てはまらなかったワケだしね・・・)

LGBT当事者が投票に行く時、みながみなLGBT政策を注目する訳では ないよね

もちろん、選挙に行かない若い層が興味を持つとっかかりとしては いいかもしれないけれど そういう人達見向かって 「SAY!賛成!!」って煽ってるのだとしたら 仮想有権者の幅を見誤っているのではなかろうか?

同性愛者やトランスジェンダーの人だって、経済や社会保障、教育 や外交を注目する人もいる訳で

どこかで LGBT=若い人の文化 みたいなイメージが(もちろん野党だけでなく与党にも)残ってい るが故の戦略に思えてしまったんです

「企業勤めのゴリゴリの保守派おじさんにもゲイはいるぞ!」 と声を大にして言いたい (いや、サラリーマンしたことないんだけどね)

決して「若い人が~」とか「おじさんが・・・」とか言いたいわけ ではなくて

今のLGBTブームや、オープンで議論できる世代や環境のひとだけでなく隠したり、公言出来ずにいる人も多くいる訳でそういう人にも興味 を持ってもらえるような、政策の違い・構図を表していかないと、 本当に「ブーム」で終わってしまうのでは?

夏の参院選では立件民主党から二人の「LGBTの当事者」が立候補し 、一人が当選している。 初の同性愛者を「公言」した国会議員とのことだが、

次の国政選挙では与党からも「保守」の立場でのLGBT当事者が立候補して政策をぶつけ合ってはくれないか?

別に新人じゃなくても現職だっていいわけです。

「これを機に公言します」って

そんな可能性だってあるはずです!

その可能性を少しでも想像できていたら、杉田議員もあんな発言し なかったんじゃないかな。

最近聞かなくはなったけど、

「え~っ!ゲイの人、初めて会いました」

きっとそんなことはないよね

『ゲイって公表してる人』ってことだよね

どこかで誰かを知らずに傷つけてたかもしれなかったから、 それが少しでも減ってくれれば。

#君といたゲイのために

【プロフィール】これからは武田
これからは武田

1986年東京都生まれ 
ライター/構成作家/LGBT+アドバイザー

LGBT+の「G」

お笑いライブ、トークライブ、イベント等の構成、裏方を務めつつ
2019年秋よりLGBT関連の執筆、セミナー、講演会等を始める

女装しない、オネェじゃないただのゲイ『タダゲイ』

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